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仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)4 [仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)]

宮城仙台市にある寺院の須弥段を総漆塗りで修復

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修復前の虹梁です。
表面がブツブツと浮き上がった状態になっていますが、こちらも同様に全て書き落とします。もちろん彫り物の胡粉も一度きれいに落とします。

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修復後です。
すっきりと見違える仕上がりになりました。
存在感がはっきりと現れます。

仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)3 [仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)]

宮城仙台市にある寺院の須弥段を総漆塗りで修復

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修復前の台座部分です。
彫り物の部分は代用金が用いられたようで、すっかりと輝きを無くしていました。

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修復後です。
黒漆が金をより一層輝かせます。
金箔を貼る際は、風や照明の熱、自分の呼吸でさえ気をつけなければならず、中央の彫り物部分の金箔を貼るのに丸一日かかります。
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仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)2 [仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)]

宮城仙台市にある寺院の須弥段を総漆塗りで修復

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修復前
部材のカシューも全て書き落として漆で仕上げています。
また段の天板には細かい亀裂と材料を固定するための木ネジ部分が剥き出しになっていました。


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修復後

天板に寒冷紗を貼り、下地で平面を取り直して仕上げました。
金箔が移りこみとても美しい仕上がりになりました。
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仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)1 [仙台寺院を漆で修復(須弥段・内陣)]

宮城仙台市にある寺院の須弥段を総漆塗りで修復いたしました

ziinn_kouzyuinn_01.jpg

修復前はカシュー仕上げになっていました。
御住職が朱から黒漆に塗り替えたいとのご要望でしたので、当初カシューの上に黒漆を塗り仕上げる予定でした。
しかし実際に作業に入ると少し強いテープを張ると塗料が剥離してくることが分かり、一度カシューを全て落とし、全て漆で仕上げることに決まりました。


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修復後の写真です。
古い塗料を全て掻き落として1から漆の下地を入れ直して仕上げました。

少し艶を抑えた黒漆の塗りたて(塗りっぱなしの技法)で仕上げており。
彫り物部分には金箔を施しました。

黒漆が全体を引き締め、さらに金箔をより一層輝かせます。
手間隙は当初予定したよりもかかりますが、漆同士の相性は抜群で剥離の心配もありません。


漆によるメリット

1.塗料自体に防虫防腐効果があり、大切な木材をしっかりと保護します。

2.接着剤としても活用される漆は密着力も高く、剥離の心配もなく何度でも塗り重ねができる塗料です。
ですので最初の段階でしっかりと下地の仕事をしておくと後のメンテナンスが容易にすみます。(古い塗膜の剥離作業がいらない)

3.仕上がってから劣化が始まる一般の塗料と違い、漆は年月を経過するほど美しく、丈夫になっていきます。

4.純度の高い金箔を施すことにより、年月が経過しても金本来の輝きを持続させます。








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