So-net無料ブログ作成
-| 2010年04月 |2010年05月 ブログトップ
前の10件 | -

小箪笥を漆で塗り直し [塗り直し・修復]

箪笥の塗り直しのご依頼を頂きました。

syuuhuku_tansu3.JPG

修復前です。
皆さんもこのような箪笥をご覧になったことはありませんか?
全て杉の材料で作られていました。

syuuhuku_tansu4.JPG

修復後です。
漆を薄く塗りっぱなしの状態で仕上げています。
痛みやすい角を作り直してあります。
箱物の場合角がしっかりと修復されると見違える仕上がりになります。


a href="/_images/blog/_220/go-shizenkobo/syuuhuku_tansu5-1d303.JPG" target="_blank">syuuhuku_tansu5.JPG

修復前:側面から

syuuhuku_tansu6.JPG

修復後:側面から
仕上がると移りこみが激しくて写真を撮るのも難しくなりますが、全体的にきれいに仕上げることが出来ました。

syuuhuku_tansu7.JPG

手のかける部分は傷みやすく木の部分が掘れていましたが、下地で傷を補修してあります。

syuuhuku_tansu8.JPG

今回の仕上げは傷の補修もそれなりで言いということでしたので、下地は薄く2回つけ木目が見えるように仕上げてあります。
若干古傷の凹凸は残りますが、実用的には十分な塗り直しになります。
もちろん傷を完全に磨き直して仕上げることも可能です。
お客様のご要望に応じて塗り直しすることが可能です。

明るくなって木目が見えてくるのが楽しみです♪
nice!(4)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

おひつを漆で塗り直し [塗り直し・修復]

おひつの塗り直しを依頼されました。

syuuhuku_sikki1.JPG

お預かりしたときはご覧の状態でした。
表面の塗膜は痛んで、木地も変形している状態でした。
お客様からは、変形している部分は直せる範囲内でとのことでしたので、可能な限り修正しました。

syuuhuku_sikki2.JPG

修復後です。
木地は磨き直しをして、外面は拭き漆で仕上げました。

syuuhuku_sikki3.JPG

蓋を開けるとこんな感じです。
つや消しの黒漆で塗りたて(塗りっぱなし)で仕上げています。
しっとりと落ち着いたとても良い仕上がりになりました。

お客様にも喜んで頂きました。
これがまたまた嬉しい!

以上、おひつの塗り直しでした。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

テーブルの修復 [塗り直し・修復]

syuuhuku_te-buru1.JPG

随分痛んでいるのですが直りますか?とテーブルの塗り直しを依頼されました。
長い年月で見た目は相当傷んでいる状態にも見えますが・・・無垢材のテーブルの良いところは、新品同様に直すことができることでしょうか。
表面的には汚れていてもしっかりと磨きなおして漆を塗りなおすとこの通り!!

syuuhuku_te-buru2.JPG

丁寧に木地を磨き直してスリ漆で仕上げました。
欅の木目が美しく現れ、新品同様の漆塗りテーブルになりました。
良い物は大事に使われ、受け継がれまた愛着を持って使って頂く・・
このテーブルを作った職人さんもきっと喜んでくれていると思います。
もちろんご依頼頂いたお客様もとても喜んでくれました。
職人が一番嬉しい瞬間です。
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂の修復作業を経験させて頂いて [ブログ]

鳴子の寺院修復に携わり・・・
私はもともと漆器製造がメインでしたが、地元の工務店さんと一緒に漆の建築塗装に力を入れてきました。そんな中、フッと沸いたような寺院の修復依頼。
建築の修復は初めての経験で、面積も廊下全面ということもあり、どのように段取りを組んで良いのかも手探り状態での修復作業でした。

私以外にも他に漆の建築塗装される業者さんが2社入り一角ずつ仕上げました。
私がこのとき若干24歳、他の職人さんとは親と子ほどの年齢差もありました。
建築漆の素晴らしい作業が目の前で行われ、一緒に休憩を重ねるうちに職人さん達と仲良くなり色々なアドバイスを頂戴することができました。
良い職人になってほしいという、技を伝えてくれる先輩達、また24歳の漆職人に修復を任せてくれたご住職さん。
多くの人達の温かい思いの中、修復させて頂いたこの寺院は私の原点でもあります。
支えられ、伸ばして頂いたこの技術を、今度は私がしっかりと習得して漆の素晴らしさを伝えながら、繋げて行きたいと思っています。

廊下に引き続き本堂の内陣部分も修復させて頂いたので、少しずつアップしていきたいと思っております。
お楽しみに!

タグ:
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復10 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

廊下部分の上塗りが終わろうとする頃、ご住職から「せっかく塗って頂いたので、天井も塗っていただけませんか?」とお話を頂戴して、引き続き天井部分も漆を塗ることになりました。
天井板は合板が使用されていましたが、全て張替えることになり、天井に載せる前に「うづくりの杉の板」に黒漆を塗り重ねて仕上げ、大工さんに張替えして頂きました。

ziinn_touseiin_24.jpg

天井も漆塗りになると、またより一層しまります。
全面黒漆に仕上げることにより、部屋が暗くなるか心配な点もありましたが、漆が光を反射して思った以上に明るい仕上がりになりました。
漆ならではの漆黒がより一層お寺を引き立たせる仕上がりとなりました。



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復9 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

2回目の中塗りが終わり、全面水研ぎをした後はいよいよ最後の仕上げ上塗りです。
ちょうど梅雨時期の塗装だったので湿度は良好、温度もほどほど、ただ虫には注意が必要でした。電気をつけての作業になるため塗った面に虫がとまり、さらに歩き回るので、虫が入ってこないように完全に密閉して仕上げに望みました。

ziinn_touseiin_23.jpg

中塗りで一度塗っていたので、乾きのタイミングもバッチリ調整できた漆を塗ることができました。
仕上がりも申し分なく、柱の麻布の模様も美しく表すことができました。
気候と漆の調整は大変難しいですが、ピッタリあったときの仕上がり具合は達成感も倍増です。
タグ:寺院 修復
nice!(3)  コメント(1)  トラックバック(1) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復8 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

ziinn_touseiin_20.jpg

中塗り2回目の写真です。

ziinn_touseiin_21.jpg

上塗りの漆の肌具合も見ることもあり、上塗り漆での中塗りです。

ziinn_touseiin_22.jpg

漆の乾燥速度、厚みも申し分なく美しく塗り上げることができました。
ただ中塗りの状態なので、その後もう一度、肌の調子の悪いところがないか確認しながら全面を水研ぎしていきます。
次はいよいよ上塗り(最後の仕上がりです)
タグ:寺院 修復
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復7 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

ziinn_touseiin_18.jpg

全面目スリ・傷見の作業で、細かい穴や凹みなどの調整が終わったら、全体を水研ぎしていきます。
低い部分や荒れている部分に下地が残り、肌が整います。

ziinn_touseiin_19.jpg

全体の研ぎが終わったら、2回目中塗りに備えます。
基本的に塗りっぱなしで仕上げるので、小さなごみも見逃さないように丁寧に掃除します。
タグ:寺院 修復
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復6 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

中塗りが終わってから、全面に下地をしていきます。

ziinn_touseiin_16.jpg

ピンホール(小さい穴)や凹みに下地を入れて、塗り面の肌を整えていきます。

ziinn_touseiin_17.jpg

何度も何度も作業を繰り返し行くので、一本ずつ名前をつけてあげたくなるくらいです。
タグ:寺院 修復
nice!(4)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

鳴子の寺院本堂を総漆塗りで修復5 [鳴子寺院を漆で修復(本堂)]

下地が終わったら全面を水研ぎ後いよいよ中塗りです。

ziinn_touseiin_13.jpg

黒漆による中塗りです。
一度でも漆を塗ると見違えるようです。

ziinn_touseiin_14.jpg

漆を塗ると今までの下地の処理の良し悪しがはっきりと分かります。
いかに丁寧に下地の処理をするか、地道な作業ですが長い間持たせるためにも、とても大切な作業です。

ziinn_touseiin_15.jpg

全体が引き締まってきました。
タグ:寺院 修復
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート
前の10件 | -
-|2010年04月 |2010年05月 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。